栄養素も多く、特にビタミンが豊富で女性には嬉しい果物、リンゴ。

そんな人気の果物リンゴのうどんこ病と腐らん病は、どちらもリンゴの成長を妨げる病気です。

見た目に分かりやすい2つの病気の原因や、対策をまとめました。

りんごに多い病気?うどんこ病とは

リンゴ うどんこ病 腐らん病 原因 対策

うどんこ病とは、‘うどん’の名の通り、葉にうどんの粉のような白のカビが生える症状です。

カビが生えた部分は光合成を行うことが出来ないため、枯れてしまうのです。

乾燥が原因となって発症することが多く、対策を取らなければ他の植物にまで影響を及ぼします。

うどんこ病は、すぐに対策を取ることでカビが広がることを防ぐことが可能です。

うどんこ病に気付いた場合、可能な限り早く薬剤を使用して対策を行いましょう。

カビが見えなくなることはありますが、一度うどんこ病を発症した葉に関しては元には戻らないため、予防することも重要です。

カビ菌は風に乗って運ばれ、付着することで発症します。

酢や重層を薄めて作ったスプレーをするだけでも予防になります。

もしもうどんこ病になっている部分を見つけた場合には、うどんこ病になっている部分を摘み取るなど除去する必要があります。

治すことは難しいため、健康な部分にまで悪影響を及ぼしかねません。

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腐らん病とは?

腐らん病とは、リンゴの葉やリンゴの実が発症する病気ではなく、枝などに発症するものです。

枝に見られた場合には‘枝腐らん病’幹などに見られた場合には‘胴腐らん病’と呼ばれます。

赤い突起物が見られ、枝や幹の表面が茶色く変色し、腐乱します。

感染してから2年程度で発症します。

腐らん病は季節や湿度に関係なく、1年中腐らん病の病原菌が飛んでいます。

そのため、特に注意しなければならない時期もありません。

傷が付いた部分に菌が付着することで感染します。

腐らん病が見られた場合、その枝は切り落とし、幹であれば削り落とすなどの対策を行います。

傷が付いた部分から感染するため、収穫後に薬剤を使用することで対策となるでしょう。

まとめ

病原菌が飛んでいる中で、病気にならないように対策を取ることは難しいことです。

うどんこ病や腐らん病は、可能な限り早く気づくことで被害を抑えることが出来るでしょう。


 

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