妊娠すると、赤ちゃんが育つために母体の栄養が行ってしまう様で、個人差はありますが、母体が栄養不足になりがちになる様です。
病院では、毎日バランスの良い食事と、フルーツを摂る様に指導されます。
妊娠中、キウイや、ほかのフルーツを食べることについて、調べます。
妊娠中に摂りたいフルーツ
フルーツにはビタミン類やミネラル、食物繊維が豊富に含まれているため、積極的に摂ると良い様です。
特に、おなかの赤ちゃんがすくすく育つ助けをする効果が期待できるといわれる｢葉酸｣を含むフルーツは、進んで摂るのが良いそうです。
妊娠中に摂りたい栄養素を含むフルーツを挙げてみましょう。
・葉酸
アボガド、イチゴ、グレープフルーツ、キウイなど
・ビタミンB6
バナナ、柿、夏みかんなど
・ビタミンC
みかん、イチゴ、キウイ、グレープフルーツなど
・食物繊維
洋なし、キウイ、プルーンなど
・カリウム
バナナ、キウイ、柿など
キウイには、多くの栄養素が含まれていることが分かりますね。
妊娠中とキウイ
①おなかの赤ちゃんに与える葉酸の効果
キウイには、おなかの赤ちゃんが正常に育つ助けとなる｢葉酸｣がたくさん含まれているそうです。
例えば、妊娠が分かるか分からないかという｢極、初期｣の頃、葉酸が不足することで、先天性の異常である｢神経管閉鎖障害｣や｢無脳症｣などを発症する可能性が高まるともいわれている様です。
②母体に与える葉酸の効果
・胃腸の粘膜を正常に保つ効果や、貧血を予防する効果
葉酸が有意義に活躍するためには、ビタミンCが必須といわれていますが、そのビタミンCもキウイには豊富に含まれているため、葉酸の効果が大きく期待できるといわれています。
③母体に与える食物繊維の効果
・妊娠中は、おなかが大きくなるにつれ、腸が黄体ホルモンに邪魔をされて便秘になりやすくなるといわれています。
そんな時、キウイに含まれる食物繊維が腸内の善玉菌の増殖を助け、便秘を緩和する効果を発揮すると期待されています。
不思議なことに母体の腸の中の細菌が、おなかの赤ちゃんの腸の中の細菌と深い関係があるといわれている様ですので、母体の腸の中を整えることで、赤ちゃんの腸の中も整うのであれば、キウイはおすすめのフルーツといえそうです。
④きれいな肌と抵抗力を上げるビタミンCの効果
・妊娠中は、おなかの赤ちゃんに栄養分が行ってしまうので、肌荒れや、抵抗力が落ちる様です。
そんな時は、キウイに含まれるビタミンCが大いに効果を発揮することが期待できます。
⑤妊娠後期のむくみにカリウムの効果
・妊娠後期は、おなかも大きくなり安定期といえども出産の準備期へと移行していく時期です。
この大切な時期にカリウムが不足すると、水分と塩分がアンバランスになり、むくみを招くといわれています。
カリウムには、｢利尿の働き(尿を出しやすくする働き)｣があるといわれ、体の水分と塩分のアンバランスの解消に効果が期待できるといわれています。
⑥血流、老化の防止にビタミンEの効果
・妊娠中の疲れや自律神経のバランスの維持、ホルモンを活発にするなど、妊娠初期から出産までの安定に効果が期待できる様です。
・末梢の血管を広げることで血液の流れを良くし、体の冷えを改善する効果が期待できる様です。
まとめ
妊娠中は、おなかの赤ちゃんが育っていく過程で母体の栄養が足りなくなり、肌荒れやむくみ、貧血、大きくなるお腹のせいで便秘になるなど、妊娠前には起こらなかった体の異常が多く現れる様でした。
この様な妊娠中の異常を軽減したり改善したりすることに期待が持てるといわれるフルーツがキウイだということが分かりました。
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