バナナはバショウ科の果物で、和名では「実芭蕉(みばしょう)」「甘焦(かんしょう)」です。

一年中、お店に並んでいて比較的安価に食べられる果物の代表ではないでしょうか。

バナナは健康維持に役立つ、または病気の予防に役立つ可能性のある果物です。

どんな効果が期待できるのでしょうか。

便秘と下痢の改善

バナナ 病気 予防 効果

・バナナは水溶性の食物繊維と不溶性の食物繊維の両方を含んでいます。

水溶性の食物繊維は水に溶けてゲル状になり、便を柔らかくして出やすい状態にします。

またその便に余分な脂質を吸収させて体外に排出させてコレステロール値や血糖値を安定させる働きがあります。

不溶性の食物繊維は水に溶けずに腸内で水分を含んで膨張し、大腸に適度な刺激を与えて便意を促す働きがあります。

・バナナに含まれるオリゴ糖は胃や小腸では消化吸収されず、大腸でビフィズス菌などの善玉菌の餌となり腸内環境を整える働きをするため、バナナは便秘と下痢の改善に期待できます。

頭と体のスタミナ源に

バナナには人のエネルギー源となる多種類の糖が含まれており、それらは消化吸収される時間が違います。

そのため長時間エネルギー源となります。

睡眠中は脳のエネルギー源であるブドウ糖が消費されており、バナナを朝に食べると そのブドウ糖の補給ができます。

カリウムでいらないものを排出し、骨密度もアップ

カリウムは高血圧や動脈硬化、脳梗塞などの原因となるナトリウムや老廃物を、尿と一緒に体の外に出す作用があります。

また血糖値を下げる働きもあるといわれており、糖尿病の予防に期待できるようです。

またカリウムは、カルシウムの過剰な排出を抑えて骨密度を増加させる作用があり、骨粗鬆症の予防にも期待できそうです。

免疫力をアップする

熟したバナナには白血球を増加させ、免疫力を高める効果があるようです。

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ポリフェノールの坑酸化作用

活性化酸素(体内に侵入してきたカビ、細菌、ウイルスなどを殺菌する作用をするが、過剰に増加すると正常な細胞まで攻撃してガンや老化の原因になると考えられている活性化した酸素)を取り除く効果があると言われているポリフェノールが豊富です。

まとめ

オレンジやレモンなどに含まれるクエン酸には疲労物質を取り除く作用があるので、バナナと一緒に食べるとエネルギー源の補給をしながら疲労回復の効果も期待できますよ。

バナナは食事の30分以上前や、食間に食べるのがいいので、おやつや軽食に食べましょう。

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