スーパーで手軽に購入できるバナナには栄養価が高いことで有名ですよね。
カリウム、ビタミンB郡以外にもたくさんの栄養が詰まっているのですよ。
今回は中でもオリゴ糖、葉酸、ビタミンCのバナナ含有量と、ちょっと気をつけてほしいシュウ酸含有量についてもご紹介します!
オリゴ糖含有量は?
オリゴ糖は、豆類・キク科の植物などや甘酒に多く含まれているとされており、腸内環境改善による整腸作用が期待される栄養素です。
腸内環境改善は生活習慣病の予防効果が期待できるため積極的にとりたい栄養の一つです。
バナナには100gあたり0.3g含まれていますが、これはあまり多い数値とはいえません。
しかし、実はバナナを焼くことでオリゴ糖を増やすことができるんです。
バナナに多く含まれる「でんぷん」ですが、加熱することで酵素の働きによって分解されてオリゴ糖に変わるのだそうで
葉酸含有量は?
葉酸は青菜類や野菜、肉類に多く含まれるとされており、妊娠中の女性や妊娠を希望する女性には特に重要で、健康的な胎児の成長に欠かせない栄養素とされています。
他にも、動脈硬化の予防、貧血予防としても重要な役割を果たすと言われています。
バナナには100gあたり26μgが含まれています。
葉酸は生で食べることで効力を発揮してくれるため、バナナで葉酸をとる場合、加熱しないようにしましょう。
サプリメントでとる場合は、一日の上限を超えないよう気をつけてくださいね。
ビタミンC含有量は?
ビタミンCは果物、野菜に多く含まれています。
鉄分の吸収を高める成分や抗酸化作用をもつとされており、美容成分としても身近で有名な栄養素ではないでしょうか。
バナナには100gあたり16mgが含まれています。
ビタミンCは加熱することで壊れてしまう栄養素ですので、バナナでビタミンCをとる場合は生のまま食べましょう。
バナナに含まれるアスコルビナーゼがビタミンCを破壊するという話も過去にはありましたが、最近の研究ではそのようなことはないだろうとされています。
フルーツミックスジュースにバナナも入れて、美味しくビタミンCをとりましょう!
シュウ含有量は?
シュウ酸は野菜や芋類に含まれており、大量にとることにより尿道結石の原因となるとされる栄養素です。
バナナには100gあたり770mgのシュウ酸が含まれており、ほうれん草並だと言われています。
シュウ酸は水溶性であるため、茹でることにより量を減らすことができますが、バナナは普通茹でて食べませんよね。
カルシウムと共にとることで体外に排出することが出来るため、牛乳やヨーグルトと一緒にバナナを食べることをおすすめします。
まとめ
今回はバナナのオリゴ糖、葉酸、ビタミンC、シュウ酸含有量について調べてみました!
バナナのオリゴ糖、葉酸、ビタミンC含有量はそんなに多いわけではありませんが、食べ方や他の食材と一緒にとることにより、効果的にとることができることがわかりました。
シュウ酸含有量は高く、結石ができやすい人は気をつけた方がいい食べ物であることは間違いありません。
食べすぎないように気をつけてくださいね。
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