夏から秋にかけて旬を迎えるぶどう。

最近はポリフェノールなどの健康効果を期待されています。

たくさん食べたいぶどうですが、つる性だし、自分で育てるにはちょっとハードルが高いのでは?

ベランダや小さなお庭でも鉢植のぶどうを上手に育てられる『行灯(あんどん)仕立て』という仕立て方をご紹介します。

 鉢の準備

鉢植え ぶどう 行灯

苗を用意しましょう。

ネットでも様々な種類が購入できますよ。

11月~翌年2月頃の休眠期に、10号程度の深鉢に植え付けます。

この時、40cmくらいのところで切り詰めるんだそう。

ちょっと勇気がいりますよね。でも、この剪定をするとしないとでは春からの成長に大きく違うんです。

暖かくなって枝が伸びてきたら、一番成長のいい枝をまっすぐに伸ばしてあげます。

倒れそうになったら支柱を立てて支えてあげてくださいね。

 行灯に仕立てる

冬になって葉がすべて落ちたらリング支柱を設置します。

夏の朝顔などにも使いますね。

安い物なら100円ショップでも買えますが、ぶどうの場合はある程度の高さが必要です。

100cm前後のものが扱いやすいそう。

まっすぐに伸ばしてきた枝をぐるっと2周くらい、リング支柱に巻き付けて先端は切り戻します。

少しずつずらして巻いていくと収穫しやすいようです。

枝を巻いた位置よりぶどうの房が下に垂れる場合があるので、泥はねしないような高さに巻いてくださいね。

枝には芽がついていますので、くれぐれも優しく扱ってください。

管理は?

暖かくなると結果枝というのが出てきます。

結果枝は後に花芽がついて開花・結実する枝のこと。

出てきた枝は元気なものを残して半分くらいの本数に減らしましょう。

込み合うと蒸れて病気になってしまいますし、花芽がたくさんついてエネルギーが分散してしまうんだそう。

残りは支柱に誘因してあげましょう。

ぶどうは過湿が苦手です。

鉢が乾いてからお水をあげましょう。

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 収穫はいつ頃?

うまく成長してくれれば、8月から9月頃には収穫できますよ。

おいしいぶどうを収穫するためには、品種にもよりますが鉢植えだと3、4房くらいがいいそう。

夏に実を付けた枝はよく覚えておきましょう。

翌年に向けてその枝を残して仕立てていきます。

 まとめ

行灯仕立てなら、ベランダのぶどう栽培もできそうですね。

花や紅葉を楽しめるだけではなくて、育てたぶどうを収穫でたらうれしいですよね。

是非お試しください。

 

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