ブドウの種子って普通捨てますよね。
でも、そのぶどうの種子を利用して植物油やエキスなどを作ることが出来るのです。
ブドウの種子は普段捨ててしまうものですから、利用価値があるとお得感を感じますよね。
是非皆さんもブドウの種子を使って植物油などを作ってみてはいかがでしょうか。
また、ぶどうの種子に様々な成分が含まれていて、健康にも良いので紹介していきますね。
さらに、ブドウについて注意して頂きたいことも説明していますので、参考にして頂ければと思います。
ブドウ種子の利用方法
ブドウの種子は、植物油やエキスなどに利用することが出来ます。
ブドウの種子で作る食物油は、昔からあるらしく、ヨーロッなどでよく使われていたそうです。
種子から取れる油は少なく、労力も使うため、貴重なものとされていました。
油自体がサラサラしているため、ドレッシングやマリネなどにして、使用することも出来ますよ。
また、化粧品やマッサージオイルなどにも使用することが出来、人気もあります。
ブドウ種子のエキスは、健康食品として商品化されることが多いです。
よくインターネットや通販などで紹介されていますよ。
ブドウ種子油の成分
ブドウ種子油には、大きく分けて3つの成分が含まれています。
その成分とは、リノール酸・オレイン酸・ビタミンEです。
リノール酸とは、必須脂肪酸の一種であるが、体内で作ることが出来ないため、食品から取得する必要があります。
ピーナツやアーモンドなどに多く含まれています。
LDL(悪玉)コレステロールの数値を下げる効果があると言われています。
オレイン酸とは、不飽和脂肪酸の一種でオリーブオイルやナッツなどに含まれている脂肪酸です。
生活習慣病である動脈硬化や高血圧などを防ぐ効果があると言われています。
ビタミンEとは、アーモンドや食物油に含まれる脂溶性ビタミンの一種です。
抗酸化作用によって、様々な害から体を守る効果があります。
LDL(悪玉)コレステロールや動脈硬化などを防ぐ効果があると言われています。
ブドウ種子エキスの成分
ブドウ種子エキスには、プロアントシアニジンという成分が含まれています。
プロアントシアニジンとは、ポリフェノールの一種で、ビタミンCの20倍の抗酸化力を持っています。
そのため、美白効果なども期待されています。
ブドウの毒性
様々の効果があるブドウの種子ですが、注意して頂きたいところもあります。
それは、ブドウの種子に関する毒性についてです。
英国の調査機関の報告によると、犬にブドウを腎臓に影響を与え、最悪の場合、命を落とす可能性があるというデータが出ているそうです。
ですので、犬を飼われている方は、絶対にブドウを与えないでください。
また、与えなくても勝手にブドウを食べてしまう可能性もあるのでくれぐれも注意してください。
まとめ
いかがだったでしょうか?
ぶどうの種子には様々な成分が含まれていることは理解して頂けたと思います。
また、犬を飼われている方は、愛犬がブドウを食べないように注意して頂きたいと思います。
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