紫色の小さい粒がかわいらしく、甘酸っぱい味で非常に人気の高い果物、ブルーベリー。
様々なお菓子などの中に入っていることもあり、食べる機会も多いのではないでしょうか。
アントシアニンが多く含まれていることから、目にいいということでも有名な果実です。
そんなブルーベリーですが、食べると歯にしみる、というような事例が時に見られるようです。
ブルーベリーを食べた時に歯にしみるのはどうしてなのでしょうか?
歯にしみる原因その①
その原因の一つとして、ブルーベリー特有のものとして考えられるのが、アントシアニンによる着色が原因である場合です。
これは特に痛みを催すわけではないのですが、ブルーベリーを食べると、黄色く着色してしまう場合があります。
その原因は、ポリフェノールの一種であるアントシアニンが、歯からカルシウムなどの成分が溶け出さないように歯の表面を保護する成分と結びついてしまうからです。
それによって、「ステイン」と呼ばれる着色汚れになってしまうのです。
それが、歯にしみる原因となっていることは考えられます。
歯にしみる原因その②
歯にしみる原因として、ブルーベリー特有のものではない可能性ももちろん考えられます。
つまり、知覚過敏になってしまっている、虫歯になってしまっている、などの場合です。
これになっている時にブルーベリーを食べると、痛みが発症してしまう場合が少なからずあります。
知覚過敏になっている時には、冷たいものを食べたり、刺激があったりすると痛みが発症します。
虫歯の場合では、冷たいものや甘いものががしみることがあります。
ブルーベリーでも痛みが発症する原因としては十分に考えることが出来るでしょう。
まとめ
小さくてかわいいブルーベリー。
ですが、やはり食べる時には口内環境によっては悪影響が出てしまうということがあります。
自分の口の中の状態をチェックして、それと相談しながら食べるようにすると、よいのかも知れません。
今のあなたにおすすめの記事