縮葉病という病気を聞いたことがありますか?
桃、アンズ、梅の木がかかりやすいとされる病気です。
今回はこの縮葉病についてまとめていきます。
どんなことが原因で病気にかかってしまうのか、そして対策についてみていきましょう。
縮葉病について
縮葉病がどのような病気なのかまずは知っていきましょう。
桃の木にどんな症状が出るの?
縮葉病はカビの寄生によっておこる病気ということが知られています。
展開前の若い葉っぱが変色し、不規則に葉っぱが縮んでしまいます。
このまま葉っぱが成長してしまうと、縮んでしまった部分が膨らんでしまい、まるで火ぶくれのような状態になってしまいます。
とくに4月~5月になりやすいとされており、症状がひどくなると白いカビで覆われてしまい、落葉してしまいます。
縮葉病になってしまうと桃の成長に影響してくるので、桃農家の場合は対策していかなければなりません。
原因と対策について
縮葉病はどのようなことが原因でなってしまうのでしょうか。
そしてどのように対策していけばいいのでしょうか。
原因について
新葉が展開する時期である3月~4月の時期に雨が多いと、縮葉病にかかってしまう可能性が高くなります。
カビが寄生することによって起こる病気なので、カビが生えやすい環境になると縮葉病にかかりやすくなってしまいます。
白いカビに覆われた葉っぱは飛んで枝などに付着することがあります。
付着することでさらに増殖していき、冬を越していきます。
冬を越して春になります。春になった時に雨によって飛んでいき葉っぱに付着します。
葉に付着することで発病するのです。
対策方法は?
枝に付着している時に、樹全体を洗い流すようにして念入りに散布していきます。
散布することで完全に縮葉病にかかることを防いでくれるのです。
新芽が出てくる前に行わなければ意味がありません。
もし芽がでてきてしまってから散布してももう遅いです。
発病してしまった葉っぱは手で取ってください。
まとめ
桃の木がかかりやすい病気である縮葉病。
縮葉病にならないようにしっかり対策していく必要があります。
毎年なる可能性がある病気なので、去年大丈夫だからといって今年安心できるということはないので覚えておいて下さい。
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