桃がかかりやすい病気の代表的な一つに、赤星病という名前の病気があります。
被害が深刻になると、枯れてしまう恐れもあります。
桃の葉っぱに赤い斑点があるのを見かけた場合には、赤星病の可能性が高いと言われています。
今回は赤星病について調べてみました。
赤星病とはどんな病気?
赤星病とは、「サビ病」と呼ばれるサビ病菌によって、葉っぱが変色する病気の一つです。
多くの果物にかかる病気と言われており、桃も例外ではありません。
葉っぱの裏に房状の丸く毛羽立った斑点が出来、その先端から胞子を飛ばして移動します。
赤みを帯び、星のように見えることから赤星病という名前が付けられています。
放っておくと、黒褐色の大きな斑点が出来、次第に枯れてしまいます。
赤星病の原因や発生しやすい時期は?
赤星病は、異種寄生菌という2つの植物を交互に行き来するサビ病菌によって引き起こされます。
赤星病にかかった時の対策は?
赤星病にかかった時の対策としては、薬剤をまいて駆除することが出来ます。
そのときにおススメの薬剤はオーソサイド水和剤と言った殺菌剤が有効です。
使用する際には、体に害がないかなどを事前に調べてから使うようにしましょう。
他の植物に被害が広がることもあるので、そういったことがあった場合には、すぐに切り落として処分しましょう。
赤星病を予防する方法にはどんな方法がある?
赤星病の病原菌は、4~6月に果樹に感染し、それ以外をビャクシン類で過ごします。
感染しやすい植物の近くにビャクシン類を植えないことが一番の予防方法だと言われています。
窒素分の多い肥料を控えることや、土の水はけを良くするなど、植物が健康的に育つ環境を作ることも大切です。
まとめ
桃に感染しやすいと言われている赤星病には、感染すると直ぐに枯れてしまうような植物の権威となる病気ではありませんが、きちんと対処しておかなければ、毎年のように発生し、最終的には枯れてしまいます。
発見した時にはすぐに対処することが出来るように、薬剤などを準備しておくと良いですね。
何か変わったことがないかどうかなど、日々様子をチェックしてみてください。
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