ぶどうは、「裂果」することがあるそうです。
裂果(れっか)とはいったい何なのでしょうか?
裂果とは、ぶどうが育つ途中や、収穫中、運ぶ途中などに割れてしまう現象のことをいうそうです。
ぶどうの裂果について、まとめてみました。
ぶどうの裂果とはどのような状態になること?
ぶどうの裂果とは、皮が裂けてしまう状態になることです。
皮が裂けると腐敗し、病気の発生にもつながるので、きちんと対策してあげることが必要なのだそう。
ぶどうの裂果の原因とは?
雨でぶどうの実が濡れてしまうことが裂果の原因になるそうです。
実が水分を吸収しすぎて裂けてしまうのだそうです。
また、土壌の水はけが悪いことも裂果の原因になります。
そして、実と実の間に十分な隙間が空いていないと、つぶれてしまう、つまり裂果になる事もあるそう。
ぶどうの裂果はどうやって予防できる?
土壌の水はけをよくするために、排水溝を作ってあげることが対策になるそうです。
また、雨が降る前にビニールシートを敷いて、土に水が染み込まないようにすることも有効な対策となるそうです。
ぶどうの実が込み合ってつぶれそうになる前に、間引いてあげるのも有効な対策なのだそう。
品種によりますが、粒の大きい「藤稔」の場合、実がなる前に花の段階で、1房30粒程度になるように間引いてあげるのが良いのだとか。
接ぎ木をするという方法もある
裂果を起こしにくい品種があり、ネオマスカットや、キャンベル・アーリー、マスカット・ベリーAなどがそうです。
究極の手段といえそうですが、裂果を起こしやすい品種に、裂果を起こしにくい品種を接ぎ木すると、水はけがどうしても悪いという場合に対応できるかもしれないですね。
まとめ
皮が裂けて病気の原因となることもあるので、裂果しやすい品種のぶどうは、花の段階で間引いてあげるのが大切なのですね。
水はけのよい土地に植えてあげること、雨から果実を守ってあげることも大切なポイントです。
以上、ぶどうの裂果の原因と対策についてまとめました。
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