バナナでパウンドケーキを作ろう!
と思い立ち、なにも考えずに作ったら・・なんと、ダイス状に切ったバナナが紫色に変色していた!
なんて経験がある人はいませんか?
バナナは切ってそのまま放置しておくと色が茶色になるなど、変色しやすい食材ではありますよね。
今回は、バナナを加熱すると紫色になる原因についてご紹介します。
バナナが変色する原因は?
色が変わる現象としては「メイラード反応」と「酵素による変色」の2種類の変化を取り上げて説明したいと思います。
メイラード反応は、酵素は全く関係なしで起こる反応であるということです。
例えば、お肉を焼いてステーキにしたときの焼き目や、パンを焼いている時の色付きといったような色の変化のことがあげられます。
もう一つ、酵素による変色がありますが、バナナが紫に変色する理由はこちらであるとされています。
バナナを含む、多くの食材には赤ワインで有名な「ポリフェノール」が含まれています。
ポリフェノールは酸素に触れることで酸化し、色の変化を起こすそうです。
黄色いバナナを使ったはずなのに、焼き上がると紫色になっていたらびっくりしますよね。
バナナを使ったパウンドケーキはしっとりしがちなので、少しフワッと感を出すために重曹を混ぜることもあると思います。
重曹とバナナの筋が反応を起こし、焼いている間に紫色に変化するということもあるそうです。
しかし、色が変わった場合も食べられるので安心してください!
変色を防ぐ方法は?
お弁当に入れるバナナや、お菓子作りに使うバナナの変色を防ぐ方法として、レモン汁、砂糖水や缶詰のシロップにつけておく方法があります。
レモン汁はビタミンCの効果で色の抑えることができます!
レモンの香りが爽やかで、お菓子作りにはレモン汁を振りかけたバナナを混ぜると良さそうですね。
お弁当などにバナナを入れたりする時は、砂糖水や缶詰のシロップに数分つけておくと変色防止の効果はもちろん、バナナの味を邪魔せずいいかもしれません。
ひと工夫で綺麗なデザート、見た目も美味しそうなパウンドケーキを作ってみませんか?
まとめ
今回はバナナを加熱すると紫色になる原因についてまとめてみました。
茶色はまだしも、紫やピンクなどといった思いもよらぬ色素反応を起こされると、食べられるのか?ということすら迷ってしまいますよね!
変色した場合も衛生上に問題はありませんが、やはり見た目は大事だと思い知らされます。
少しでもこの記事が参考になりますように!
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