ぶどうは少雨で温暖な気候を好み、石灰分の多い土壌で栽培するのに適しています。
自宅でも鉢植えで育てることが出来るのでベランダや庭先も楽しむことが出来ますね。
今回は育て方を中心にご紹介いたします。
品種の選び方が重要?
ぶどうは果実の大きさや糖度など収穫時期、収穫量によっても条件に合う品種は様々です。
一般的に緑色のぶどうは耐病性が低く、病気にかかりやすいと言われています。
ぶどうの苗木は春に強く芽吹いているものをご自身の目で確かめるのが確実ですが購入後のトラブルにも対応してくれるお店をおすすめします。
良くない苗木の見分け方がある?
芽が充実しておらず、やたら細いものは期待できません。
また、品種証明のラベルがついていない苗木や売れ残って2年以上経っているのに1年物から植え替えをしてない苗木などです。
幹の断面を見ても分かりますが病気などは分かりにくいので力強く芽が充実しているものを選びましょう。
4月なのに芽が出ない場合がある?
稀にありますが5月初旬に下から芽が発芽する可能性もありますので根気よく待っても良いかもしれません。
しかし、品種によっては冬季の徹底した防寒や加温が必要な時もありますので十分に注意しないといけません。
ぶどうは特に買ったばかりは寒さにとても弱いので土の中が氷点下にならないようにしなければなりません。
非常に寒い地域では室内で保管する場合もあります。
また、土の中に藁を敷いて対策する方法もあります。
やはり土が重要!!
ぶどうは水はけの良い、乾燥気味の土壌が最適です。よく言われるのは、
赤玉土6+腐葉土3+砂かパーライトのような小石1が良いと言われます。
家庭で栽培するなら植木鉢で30㎝以上のものがおすすめです。
ぶどうを植え付けたら鉢底から水が流れ、ある程度きれいになるまで流水を繰り返します。
何でも土が命ですね。
正しい水やりの方法について
露地栽培は基本的に水やりの必要ありませんが生育期には乾燥しすぎないようにしなければなりません。
夏場は1日1回の水やりが必要ですが2回の必要はありません。
9月下旬からは1週間に2回程度まで減らしても問題ないようです。
厳冬期は1週間に1回程度にしても良いです。
完全に乾燥しないように気を付けながら調整して下さい。
ぶどう作りのポイントは冬にある?
剪定や誘引作業の他に巻きひげの除去など病害虫を予防するようにします。
植木の場合は特に防虫ネットで対策をしましょう。
植木鉢と30~40㎝程の主幹の部分を保護しておくと、害虫で枯らせてしまっても復活できる可能性があります。
冬の間にはぶどうを支柱に括り付けておくことが大切です。
育つスピードの勢いが違うのでおすすめします。
まとめ
今回は、ぶどうの水やりなど繊細な植物だということが分かりましたね。
失敗や成功を繰り返しながら美味しいぶどうを作れるのは楽しいです。
ぶどう狩りとはまた違った楽しみ方がありますね。
ぜひ、冬に注意して作ってみて下さい。
今のあなたにおすすめの記事