キウイの病気でかいよう病というものをご存知ですか?

わりと最近になって出てきた病気のようです。

かいよう病とはどのような病気なのでしょうか?

ここではキウイのかいよう病の原因や農薬による対処法などをご紹介します。

キウイのかいよう病って何?

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キウイのかいよう病の症状は、葉の褐色斑点、花蕾の褐変、枝や幹から病原菌を含む白色や赤褐色の樹液の漏出で、枝や木全体が枯れてしまうこともあるそうです。

かいよう病になってしまうと、キウイの収量や品質も低下してしまうそうです。

とても怖い病気ですね。

ちなみに、病気に感染した木になったキウイを食べても、人体に影響はないそうです。

かいよう病の原因は?

かいよう病の原因は、Pseudomonas syringae pv.Actinidiae(Psa)と呼ばれる病原菌がキウイの木に感染することで発症する病気です。

この細菌は、キウイだけでなく同族のサルナシにも感染するようです。

新梢での増殖適温は10~20度の間で、この範囲で温度が低いほど症状が進展するそうです。

発病している葉などが雨などで濡れていると、発病部位からPsaが溢出して2次感染が起こってしまうそうです。

かいよう病を治すには?

残念なことに、現在ではかいよう病を治す薬はないそうで、かいよう病を発病してしまったキウイの木は切ってしまうしかないようです。

発病部位が新しい葉や枝だけならば、その枝の根元を切るなどでいいようですが、主枝や主幹で発病が見られた場合、木を伐採する以外なくなってしまうようです。

農薬などは効かないの?

かいよう病を発病してしまうと治す薬はなくなってしまいますが、薬剤を使用することでかいよう病を防除することはできるようです。

使用する薬剤としては、ICボルドー66Dやコサイド3000などの薬剤が使用されているようです。

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かいよう病の感染を拡大させないために

かいよう病は細菌が感染することにより発症する病気ですので、菌に感染させないことが重要になります。

かいよう病にかかっている木に触ったら、他の木に触らないようにする、靴や手の消毒、選定に使用したハサミやのこぎりの消毒、収穫かごやキャリーに植物残渣や土を残さない、など、徹底した管理が必要になるようです。

まとめ

キウイのかいよう病は、現在では治す薬がないので、発病してしまうと木を切らなければならなくなってしまう、とても怖い病気のようです。

キウイ農家の方はもちろん、庭でキウイの木を栽培している人も十分気をつけるようにしましょう。

発見が早ければ、感染拡大を防ぐこともできるので、日ごろから木の状態をよく観察するといいかもしれませんね。

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