ぶどう狩りの季節にもなってきましたが、ぶどうの木は2種類の木から構成されているのをご存知でしょうか。
今回はぶどうの木についてお話しましょう。
ぶどうの木は1本ではない?
台木と穂木の2種類の木が合体しているという感じなのです。
ぶどう園のぶどうの木の根元を見て頂けると分かると思います。
一言に台木と言っても種類は様々です。
土壌の性質との相性、接ぎ木する穂木との相性など、穂木にも様々な種類があって、組み合わせによっては何万、何十万とも言われているみたいです。
ぶどうの木の寿命は?
よく言われているのは日本のぶどうの木で60~80年です。
海外では100年を超えるぶどうの木があるようですが樹齢が高いから良いと言ったわけではありません。
一般的には、樹勢が低いほど果実品質は良くなり、樹齢の高いぶどうの木は深く根が張っているので栄養分をしっかり確保出来るため品質がさらによくなると言われています。
高品質のぶどうを作るには様々な要因が必要ということです。
古木とは?誰が決めているの?
ワインがお好きな方は気になることもあると思いますがラベルに記載されている古木についてです。
古木という意味は主に樹齢30年を超えたものをいうことが多いようです。
また、古木を名乗るために法規制があるのではなく、生産者が独自に記載しているとのこと。
なので、イタリアやスペインでは樹齢100年の木から収穫されたなどワインを語り出すとよく話に出るのですね。
ぶどうの木にも生産力がある期間がある?
ぶどうの寿命は分かって頂きましたが生産力が最も多い期間があるのをご存知でしょうか。
それは、樹齢20~25年以降だそうでそれ以降は生産力が落ち込んでくるようです。
ワイン用では生産力が落ちても品質の良い果実が摂れるので使用しているのです。
みなさんが普段食べているぶどうは樹齢20~25年にならない若い木なのですね。
それ以降は深みが出てより良い品質のぶどうということです。
まとめ
今回はぶどうの寿命についてまとめてみましたが、優れた品質のぶどうの木を大切にして頂きたいですね。
私もぶどうのように歳を重ねるにつれて深みが出る人生にしたいと思いました。
貴重なぶどうの木は次世代にも引き継いで頂きたいです。
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